こんにちは!コーチの野中です。楽しくテニス、出来ていますか?
レッスンをしていると、バランスを崩しながら抑えの効いていないボールを打っている人をよく見かけます。
テニスはラリーの中で点数を競うスポーツです。
つまり、次の展開を考えながら打たなければなりません。
そうすることで有利な状況のまま試合を進めたり、苦しい場面では滞空時間を使って、次のショットに少しでも良い条件を加えていくことができます。
何でもかんでも強打していると、決まる時は決まるかもしれませんが、その分エラーも増えてしまいます。
では、何に注意すればよいのでしょうか?
まずは体幹を安定させ、身体のまっすぐな軸を維持することが大切です。
それを意識することで、以下のようなメリットが得られます:
① 目線が安定するため、ボールがよく見える
② 軸がブレないため、ショットが安定する
③ しっかりとボールに力が伝えられる
④ 動きながらショットを打ってもバランスが崩れず、素早く戻れる
また、身体を安定した形で使えるようになるため、ケガのリスクを減らすこともできます。
さらに、ゲーム展開の中でボディバランスが崩れた場合でも、「つなぐ」という判断をするならば、次の展開を考えながら滞空時間を意識してショットを打つことが重要です。
いかに不利な状況を有利に変えていけるかが、勝率を高めるコツになります。
テニスは確率のスポーツです。相手より1本でも多くコートにボールを入れることで、勝つことができます。
皆さんも広い視野で状況判断をしながら、安定したボディバランスと、崩れた時の対応を意識してプレーしていきましょう!