こんにちはコーチの辻出です。
皆さんはテニスのプレイ中に重心の高さを気にしてプレイされていますでしょうか?
おそらくほとんどの方は重心を低くすることを意識されてると思います。
今回の記事では重心の高さがテニスのプレイに及ぼす影響について書いていこうと思
います。
まず多くの方がなぜ重心を低くする事を意識されるかですが、その理由はレベルが上
がるにつれてボールの速度が上がっていくからです。
ボールの速度が上がると基本的にはそれに比例してボールの軌道が低くなってきま
す。
低くて速いボールに対して目線が高いと、ミスヒットの可能性が高くなります。
こういった原因によりテニスをプレイされる方の多くが低重心を意識されるのだと思
います。
では次にテニスのプレイ中は低い重心がベターなのかという事ですが、結論からいう
と高重心の方が適していると考えます。
なぜか?
まず大前提ですが膝を曲げる=低重心ではないという事です。
重心の高さは横隔幕の高さによって決まります。
基本的に低い重心が適しているのは、その場に居座って踏ん張るスポーツです。
例えば相撲や柔道など。
こういったスポーツは横隔膜をしっかり下げ下っ腹に力を込めた方が良いです。

しかし、テニスのように動き回るスポーツの場合横隔膜を下げてしまうと動けなく
なってしまいます。
その為にテニスでは横隔膜を上げた状態、即ち重心の位置を高く保ったまま姿勢を低
くする必要があります。
この為には、ドローインというお腹がへこんでいる状態で腹圧を高める技術が必要に
なります。

ドローインを正しく習得したい方は3階のフィットネスのスタッフに聞いてみてくだ
さい。
レッスンの時に私にきいてもらってもお答えします!
今回は少しマニアックな話でしたが非常に重要なことなので参考にしてみてくださ
い。