
ワンポイントアドバイス
第47弾
「フォアハンドストローク(スイングの軌道確認)」
今回は、フォアハンドストロークでのスイングの軌道の確認です。
以前のスイングは右肩を支点として、ラケットを押し出すストレートの軌道でした。
しかし、今はラケットの操作はできるだけコンパクトにする一方で回内動作を利用してダイナミックに振っていくことが求められています。
大きく振った結果として、ラケットの軌道は弧を描くようになりますので自分のスイングを確認していきましょう。
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ユニットターンで回内動作を行う。
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ラケットヘッドダウンで回外動作を行う。直線的に振り出す。
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右ひじを基点に回内動作を行う。
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弧を描くようにスイングする。
第46弾
「スマッシュ」
今回は、スマッシュです。
スマッシュはポイントを決めるショットというイメージが強いと思いますが、試合では打ち頃のロブばかりが上げるわけではなく、さまざまな高さや深さのロブがあります。
どんな状況にも対応できる打ち方やフットワークを意識してポイントを取れるようにしましょう。
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左足でステップインする。
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左右の腕の入れ替えを行う。
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思い切りスマッシュする。
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右足をけり上げ、回内動作で勢いよく振り抜く。
スマッシュのインパクトでは、ボールを指さした左腕とを下げると同時にラケットを振り始めます。
この腕の入れ替えが体のバランスに直結するので必ず覚えましょう。
その時に体が開かないように左腕は胸の位置に置き、“回内動作”で勢いよく振りぬきましょう。
後ろ足となる右足は、体重移動の結果として蹴り上げられることが理想です。
注意点は体が開いてしまうとパワーロスをしてしまい、威力のないスマッシュになるので、気を付けましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第45弾
「スイングボレー」
今回は、スイングボレーです。
スイングボレーは非常に攻撃的なショットです。
うまく打つことができれば、相手にプレッシャーをかけることができます。
難しい印象がありますが、意識することを覚え、試合で使える武器として磨いていきましょう。
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右足でステップインする。
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高い打点でとらえる。
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左足を踏み込む。
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右足をけり上げる。
体の切り返し動作と回内動作を使い、なるべく高い打点でボールを捕らえることができればスイングボレーは完璧です。
右足をステップインして上体をターンさせ、ラケットヘッドを立ててテークバックします。
体の切り返し動作のひねり戻しと、インパクトでの回内動作の2つでラケットを加速させて振り抜きます。
ショットを安定させるためにはどの打点が自分に最適なのかを見極めることが大切です。
是非、皆さんもお試し下さい。
第44弾
「バックハンドボレー(厚い当たり)」
今回は、バックハンドボレーです。 バックハンドボレーもフォアハンドボレーと同様に、タッチの感覚が非常に重要なショットなので、相手のボールに打ち負けないように意識することが大切です。 テイクバックの際にはラケットを握りすぎないように手首を柔軟に動かせる状態のイメージが大切です。
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左足をセットして、右腕とラケットでくの字をつくる。
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右足を左斜め前に踏み込む。
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レベルスイングで厚い当たりでボールをとらえる。
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インパクトとほぼ同時に右足を踏み込む。
体の切り返し動作と回内動作を使い、なるべく高い打点でボールを捕らえることができればスイングボレーは完璧です。
右足をステップインして上体をターンさせ、ラケットヘッドを立ててテークバックします。
体の切り返し動作のひねり戻しと、インパクトでの回内動作の2つでラケットを加速させて振り抜きます。
ショットを安定させるためにはどの打点が自分に最適なのかを見極めることが大切です。
是非、皆さんもお試し下さい。
第43弾
「フォアハンドボレー(厚い当たり)」
今回は、フォアハンドボレー(厚い当たり)です。
ボレーはタッチの感覚が非常に重要なショットなので、相手のスピードボールに打ち負けないように意識しましょう。
手首を柔軟に動かせる状態のまま、てのひらでキャッチするイメージが大切です。
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右足をセットして、右腕とラケットでくの字をつくる。
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左足を右斜め前に踏み込む。
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レベルスイングで厚い当たりでボールをとらえる。
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インパクトとほぼ同時に左足を踏み込む。
右股関節をかかとにのせるイメージで軸足の右足をステップしラケットヘッドを立ててテイクバックをします。
ラケットを後ろに引きすぎると、振り遅れなどのミスショットににつながるので気をつけて下さい。
左足を踏み込んで体重移動をしながら、ボールを迎えてインパクトするのでその際に右腕とラケットで「く」の字をつくる意識をすると、ラケット面が安定します。
レベルスイングでの厚い当たりを心掛けましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第42弾
「両手バックハンドストローク(高い打点)」
今回は、両手バックハンドストローク(高い打点)です。
両手バックハンド(高い打点)は浮いてきたボールを叩きオフェンス時には必要なショットです。
打点を落とさずに打つことで相手の時間を奪い、プレッシャーを与えることも出来ます。
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上体を左側へユニットターンさせて、ラケットを立ててテイクバックする。
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左腕の回内動作を利用しながら、ボールを体の前でヒットする。
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左肩を上げ、肩の高さでレベルスイングをしていく。
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右足で着地して、左足を蹴り上げる。
高い打点で打つ時は、左肩を上げインパクトに向けて腕を肩の高さまで、その高さのままレベルスイングをしていくことが成功の秘訣です。
打点が高くても、上体のひねり戻しを利用して力を伝えていきましょう。
フォロースルーでは“体の切り返し動作”によって、右足で着地をして、左足を蹴り上げる体勢になります。
是非、皆さんもお試し下さい。
第41弾
「フォアハンド(高い打点)」
今回はフォアハンド(高い打点)です。
フォアハンド(高い打点)は浮いてきた球を叩き、オフェンスには必要なショットです。
打点を落とさずに打つことで相手の時間を奪うことも出来ます。
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上体をユニットターンさせて、ひねりをつくる。
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しっかり前へ振り出す。
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グリップよりインパクトが高い位置になる。
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回内動作を使って、パワーロスすることなくボールに力を伝える。
直線的なスイングでは高い打点で力が入りにくいので、“回内動作”を利用した縦振りを意識してボールに力を伝えていきます。
インパクトはグリップより高い位置になりますが“回内動作”を利用した縦振りでラケットヘッドを一気に振り抜きます。
ポイントはラケットをボールの下に入れないようにし、厚い当たりを意識していきますが、ボールが飛びやすくなる場面でもあるので、腕を折りたたむことなく、しっかりと前へ振り出していきましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第40弾
「ドロップショット」
今回は、ドロップショットです。
ドロップショットは相手の不意を突くのに有効なショットです。
ベースライン後方まで相手を下げた状態で打つと、相手の体制を崩すことが出来ます。
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普通のショットと同じ構えでテイクバックする。
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少し薄めにグリップチェンジする。
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前足を踏み込む。
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インパクトの瞬間にラケットフェースをボールの斜め下へ入れていく。
スイングの幅を変えず、力の調整でコントロールしていくことが大切です。
前足を踏み込んでインパクトした瞬間に、ラケットをボール斜め下へいれてボールの威力を殺します。
手のひらでボールを転がすような優しいタッチをイメージしていきましょう。
ドロップショットは繊細なタッチでコントロールがとても大切なショットなので、ラリーの中で自分に余裕のある時に打つことを意識していきましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第39弾
「バックハンド(スライス)」
今回は、バックハンド(スライス)です。
バックハンドはフォアよりもディフェンスの目的で打つことが多いです。
バックハンドではリーチの長い片手でのスライスをオススメします。
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右手側の肩甲骨を張るようにしてテイクバックする。
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ボールを呼び込む。
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打点は体の真横でとらえる。
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レベルスイングでボールにエネルギーを伝える。
右利きの場合、テイクバックでは右手側の肩甲骨を張るようにして、体をターンさせます。
フォロースルーにかけて両側の肩甲骨を中央に寄せますが、そのとき体の開きは抑え、横向きをキープするようにしましょう。
打点は真横をイメージしていきましょう。
ボールをひきつけてレベルスイングで打つことがポイントです。
是非、皆さんもお試し下さい。
第38弾
「フォアハンド(スライス)」
今回は、フォアハンド(スライス)です。
ラリー中にスライスを混ぜることで、相手のリズムを崩すことができます。
トップスピンとのスピード差と低い打点により、ミスを誘う使い方ができます!
またディフェンスとしても有効で滞空時間の長いスライスでポジションに戻る時間を稼ぐ使い方もできます。
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普段のストロークと同じグリップでテイクバックする。
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ボールを呼び込む。
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ラケットヘッドを遅らせてボールをとらえる。
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ラケット面を上向きにしてレベルスイングする。
フォアハンド(スライス)のグリップはストロークの状態のまま打てることが理想です。
咄嗟の判断にも対応することが出来るからです。
慣れてない方は薄いグリップで練習しても良いと思います。
打点は前を意識して、スイングはラケットヘッドを遅らせて、ラケット面を上向きにしてレベルスイングでインパクトしましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第37弾
「サーブ(フラット)」
今回は、サーブ(フラット)です。
フラットサーブはボールの真正面からラケットが当たります。
直線的にインパクトするので回転がほとんどかかりませんが、初速が速いサーブになります。
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回内動作を使ってテイクバックして、ラケットを上げる。
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回外動作によってラケットヘッドダウンを行う。
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高い位置で打点を設定する。
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回内動作によって、ラケットスピードが最高速になったところで、ラケット面をボールの真後ろから衝突させる。
フラットサーブを打つには右腕の“回内動作”がとても重要になります。
“回内動作”スイングが最も速くなるタイミングを見極め、ボールの後ろでインパクトする意識を常に持ちましょう。
回転は他のサーブに比べて弱いので、打点も高いところで設定することがポイントです。
バウンド後の変化が少ないサーブなので、緩急を使って相手のタイミングを外すように打ち分けていきましょう。
第36弾
「サーブ(スピン)」
今回は、サーブ(スピン)です。
スピンサーブはバウンド後、ボールが高く跳ねるサーブになります。
サーブのグリップはコンチネンタルグリップなので、回転をかけて打ち分けられるようにしていきましょう。
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右ひじと右肩は同じ高さでテイクバックする。
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体の開きを抑えながら振り出す。
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時計盤の2時ぐらいを目安にしてやや右横方向へのスイングでヒットする。
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右足のけり上げを意識する。
スピンサーブは横方向のスイングを意識します。
イメージとしては時計盤の2時方向を目安にしてインパクトをします。
体の開きをおさえながら、“回内動作”で横方向へスイングしていきましょう。
高く跳ねるように高い軌道をイメージしてボールを打っていきましょう。
是非、皆さんもお試し下さい。
第35弾
「サーブ(スライス)」
今回は、サーブ(スライス)です。
スライスサーブは弾んでからサイドに切れていくサーブとなります。
基本的なサーブになるのでコンチネンタルグリップで打てるように心がけて練習をしていきましょう。
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右腕とラケットでくの字を作り、相手のサービスボックスの方を見つめる。
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右斜め前方30cm、おへそ斜め45度の位置にトスアップする。
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空手チョップのようにラケットフェースを縦に入れてボールの1~2時くらいをヒットする。
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右足のけり上げを意識する。
スライスサーブはフレームでボールの斜め上をとらえるようにインパクトします。
イメージとしては、時計盤の1~2時の方向にラケットをチョップするように当てて下方向に振ります。
“回内動作”で手首を完全にかえす前にインパクトすることが大切です。
フォロースルーではラケットを体に巻き付けず、しっかりと体の右側に振り出すことを意識していきましょう。
第34弾
「スマッシュ(クロスステップ)」
今回は、スマッシュ(クロスステップ)です。
スマッシュにおけるクロスステップとは、相手のロブが深い場合、サイドステップでは間に合わない時があるので移動距離が多いときに使うステップとなります。
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右足を後ろに出して横向きを作る。
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左足を右足の前に交差させて、後ろへ下がる。
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あごを上げて胸を張り、両腕を上げる。
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落下地点に入る。
初動を早くするイメージで足を交差させて、横向きにのまま走るようなイメージで後ろへ下がることを意識してみましょう。
試合では打ち頃のロブばかりではないので高く、深いロブに対しても繋ぎのスマッシュで対応していきましょう。
サイドステップより速く落下地点に入ることができます。
みなさんも是非、試してください。
第33弾
「スマッシュ(サイドステップ)」
今回は、スマッシュ(サイドステップ)です。
スマッシュはポイントを決めるショットというイメージが強いと思います。
試合では打ち頃のロブばかりが上がるわけではなく、様々な高さのロブがあるので、まずはサイドステップで対応できるスマッシュを覚えていきましょう。
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スクエアスタンスをとり、右足に体重をのせる。
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体を横向きにして、カニ歩きのようなステップで前後に動く。
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落下地点まで動く。
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両腕を上げ胸を張り、タメを作る。
スマッシュにおけるサイドステップとは、体の横向きをキープしたままスクエアスタンスで前後に動くことを指します。
イメージとしてはカニ歩きのようになるので、決して移動速度が速いわけではありません。
2~3歩動いて落下地点に入ることができるボールに対して使用します。
みなさんも是非、試してください。
第32弾
「スイングボレー(両手バックハンド)」
今回は、スイングボレー(両手バックハンド)です。
肩の高さで左手のだけのスイングをして“回内動作”のクセを覚えましょう。
バックハンドという意識が強すぎると色々考えてしまうので「左手のフォアハンド」という意識でスイングをしていきましょう。
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左足とラケットヘッドを立ててテイクバックする。
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右足を踏み込みながら高い打点でとらえる。
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ボールに厚く当てる。
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左足を蹴り上げる。
軸足の左足をステップインさせ、上体のひねりをつくります。
ラケットはヘッドを立てながらテイクバックすることが大切です。
“体の切り返し動作”でひねり戻しをしたら、右足を踏み込んでインパクトに向かいます。
打点を前にとるように意識しましょう。
左腕の“回内動作”で、打点を高く取りボールに厚く当てることがパワフルなショットを打つポイントです。
是非、試してください。
第31弾
「スイングボレー(フォアハンド)」
今回は、スイングボレー(フォアハンド)です。
スイングボレーは非常に攻撃的なショットです。
うまく打つことが出来れば、相手にプレッシャーをかけることができます。
難しい印象がありますがそんなことはありません。試合で使える武器として磨いていきましょう。
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ラケットヘッドを立ててテイクバックをします。
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腕の回外動作でラケットダウンをしましょう。
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高い打点(肩の高さ)でとらえます。
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フォロースルーは回内動作を意識して振り抜いていきましょう。
”体の切り返し動作”と”回内動作”を使い、高い打点でボールをとらえることができれば良いです。右足をステップインして上体をターンさせ、ラケットヘッドを立ててテイクバックします。”体の切り返し動作”のひねり戻しと、インパクトでの”回内動作”の2つでラケットを加速させて振り抜きます。安定させるためには、どの打点が自分に最適なのかを見極めることも練習では大切です。
第30弾
「面を安定させるボレー(バックハンド)」
今回は、面を安定させるボレー(バックハンド)です。腕とラケットで「く」の字を作る意識をすると、面の位置が固定でき安定させることが出来ます。
ラケット面を安定させることでスイートスポットでとらえやすくなり、ボールを楽に飛ばしやすくなりコンパクトなフォームが身に付きます。
スイングはレベルスイングを意識して厚い当たりをイメージしましょう。
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ボールの後ろに軸足の左足をセットします。
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テイクバックは腕とラケットでクの字を作ります。
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右足を踏み込んで体重移動しながらスイングを始めます。
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レベルスイングで厚い当たりを意識しましょう。
左股関節をかかとにのせるイメージで軸足をステップインして、上体をひねりながらテイクバックをします。テイクバックを大きくしてしまうと、スイートスポットでのミート率が低くなるので、気を付けてください。
ボールとの距離に合わせて右足を踏み込んで体重移動しながら、ボールを迎えてインパクトします。体の切り返し動作でボールにパワーを伝えましょう。
体のバランスに気を付けて、前傾姿勢にならないように、ぜひ、挑戦してください。
テークバックで体の右側へユニットターンをした際に右腕で回内動作を行います。
次にラケットダウンでは回外動作が行われ、右ひじより右手首が後ろになり、右腕とラケットで「逆くの字」を作ります。
インパクトに向けては回内動作が始まりますので直線的なスイングになり、インパクト付近からのフォロースルーでは、回内動作によって弧を描くようなスイングになります。
皆さんも是非トライしてみてください。