こんにちは!コーチの野中です。
コーチからよく言われる「体が開いています!」「体の回旋で打ちましょう!」という指摘、その違いを理解できていますか?
実はこの違い、身体の回転するタイミングにあります。つまり「かべ」があるかどうかが大きなポイントです。
体が早く回りすぎると踏み込んだ側の腰が開き、上半身と下半身が同時に回転してしまいます。この状態ではうまく打てません。ここで起きやすいのが、次の2つのパターンです。
パターン1:打点が前になりすぎる
体が早く開いたことで肩が先に動き、ラケットが外側へ流れてしまいます。すると、本来の打点よりも外側からスイングすることになり、ラケットの先に引っかかるミスが起きやすくなります。
パターン2:ラケットヘッドが遅れる
体が先に回ってしまうことで、ラケットヘッドの動きがついてこなくなり、インパクトの瞬間に遅れてしまいます。その結果、ボールの内側を打ちすぎてしまい、思ったより外側に飛んでしまうことがあります。
これらのミスを防ぐには?
前の腰が外に逃げないようにする工夫が必要です。
⚫︎ しっかり体重移動できている時は、踏み込んだ足の小指側に体重を乗せ、その後にスイングしましょう。これによって「股関節ブロック」が働き、腰の開きを抑えてラケットヘッドの動きが安定します。
⚫︎ スイングの振り出しがスムーズになり、力強くシャープなスイングが可能になります。
⚫︎ 動きの中で打つ場面では、足のバランスを使って腰の動きを安定させることが大切です。どんな状況でも、腰が回りすぎないように「壁」を意識して抑えましょう。
皆さんのナイスショット!お待ちしています!!