こんにちは、緑ヶ丘テニスガーデンの稲葉です。
テニスのパフォーマンスが最も発揮される身体の状態の目安って、ありますか?
おそらく多くの方が感じている通り、身体がしっかり温まり、適度に汗をかいている状態のほうが、動きも良くなり、集中力もグッと高まりますよね。
そこで今回おすすめしたいのが、Apple Watchのようなウェアラブルデバイスの活用です。
私は初期モデルの頃から愛用していますが、正直なところ、これまでは時計やストップウォッチ、スマホ通知の確認程度しか使っていませんでした。
しかし最近、スポーツのモチベーションを高める“効果的な使い方”に気づき、ランニングだけでなくテニスでも活用するようになりました。
Apple Watchには「ワークアウト」アプリがあり、その中に「テニス」という項目があります。
以前は「これを使って何がわかるのだろう?」とあまり興味を持っていなかったのですが、先日の健康診断の結果をきっかけに試してみたところ、その有用性に驚かされました。

まず、テニス中の運動量が毎回数値として可視化されます。
どれくらい動いたのかが分かることで、
「今回はよく動けたな」
「もう少し動けたはずだな」
といった振り返りができ、自然と次回への目標設定につながります。
また、「止まっている時間を減らそう」という意識も生まれ、練習中ずっと運動状態を維持しようとする意識が高まります。
そして、私が最も良いと感じたのが「心拍数」の測定です。
ワークアウト中は常に心拍数が記録されるため、ラリー中にどれくらい負荷がかかっているのかをリアルタイムで把握できます。
心拍数が上がっている状態を維持して練習できれば、自然と運動強度も高まり、結果としてパフォーマンス向上につながっていきます。
テニスはラリー以外の時間が意外と長く、動いていない時間が多くなりがちなスポーツです。
だからこそ、「いかに止まっている時間を減らすか」を意識することで、練習の質は大きく変わってきます。
また、私たちコーチ側の視点としても、考えさせられる点があります。
ついアドバイスを優先してしまい、結果的にプレーヤーの心拍数を上げきれていないケースもあります。
もちろん技術的な指導は重要ですが、「身体を最適な状態に導くこと」も同じくらい大切です。
そう考えると、アドバイスのタイミングも重要です。
「今だ」という瞬間に伝えることで、運動強度を落とさず、より効果的な指導ができるのではないでしょうか。
技術指導とフィジカルの両立。
それができるレッスンは、より質の高い、そして面白いものになるはずです。
ぜひ一度、ウェアラブルデバイスを活用して、レッスン中の心拍数を測ってみてください。
スマホに記録も残るので、自分の成長が見える化され、モチベーションも大きく高まります。

先日、ジュニアのトーナメントクラス(選手コース)のレッスンをじっくり見る機会がありました。
そこで感じたのは、子どもたちが本気で自分自身を追い込んでいる姿です。
最後まで出し切る“オールアウト”の姿勢には、本当に感心させられました。
きつい中でも前向きに取り組む姿勢、そしてそれを引き出しているコーチの指導。
どちらも妥協のない素晴らしいものでした。
もちろん、彼らはウェアラブルデバイスをつけているわけではありません。
それでも、自ら最高のパフォーマンスを引き出そうと努力する姿は、とても大きな刺激になります。
今回の内容が、皆さまが「良い状態を自分で引き出す」ためのヒントになれば幸いです!
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